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パソコンでテレビを見るという方が、実はかなりいらっしゃるようです。一家に一台、あるいは、家族みんなが一人一台のパソコンを所有していてもおかしくない時代になってきました。
テレビはパソコンだけでなく、今は携帯電話でもゲーム機でも見れるようになりました。特に、ここのところパソコンで高画質なハイビジョン映像を見たいというニーズが高まっているためか、市販のパソコンがずいぶんとAV化してきているように思います。もちろん地デジだってパソコンで見たいという方は多いわけです。
そもそも、パソコンは視聴や録画、そして再生を一台で行える機能を備えていますし、拡張性が良いので、ハードディスクの増設であったり、グラフィックやサウンドの環境を、自分の好みに合わせて簡単にカスタマイズできてしまいます。これらの理由から、現在では多くのメーカーから手デジ対応のパソコンが販売されるようになりました。
ただ、一般的にはパソコンにチューナーを装備して地デジ放送を受信する場合には規制があります。youtubeなどに見られるように、パソコンで録画した映像が、インターネット上に不法に流されることが多くなってきました。
このため、最近のパソコンでは複数の外部メディアへの書き込みを抑制する仕組みとなっています。これは、著作権を保護する目的でB-CASカードが信頼できるメーカーと機器にしか発行されないためです。
不正なチューナーカードが出こないように、ということですね。ですから、自作パソコンや、地デジに対応しないパソコン向けのチューナーカードというのは登場しないと思われます。すなわち、パソコンで地デジを視聴する方法は、地デジ対応パソコンを購入する以外にはないということになります。